今月の地理写真
シナモンロール、あるいはスズメバチの巣のような形をしたこれらの岩山は、半乾燥地域における風化と削剥の作用によって形成されてきた。コロラド台地の上部を構成するペルム紀のデ・シェイ層は、クロスラミナの発達した砂岩から成り、岩石中の鉄が酸化されて錆びのような褐色を呈している。写真中央下にある岩山の下部に注目すると、地層が交差していることがわかる。
(2011/07/01 小松撮影)