今月の地理写真
ヨーロッパには,古代~中世起源の都市が数多く残る。写真は,ドイツのバイエルン州の都市であるニュルンベルクの中心部の様子。城壁に囲まれ旧市街地の中心部には,市庁舎(写真の左奥),週末などに定期市やイベントが開催される市場広場,歴史ある教会(写真の右側にある聖母教会など)が立地し,歴史的建築物が残存する歴史的地区を形成している。また,旧市街地とその周辺部は,行政・商業施設の集積を通じて経済的にも中心地となり,実質的な都心を形成している。
(2015/5 伊藤撮影)