「地理情報システムの応用および実習」では主に3年生を対象とし、地理情報システム(GIS: Geographic Information System)の高度な利用方法を修得します。
2023年度は仕上げの演習として、2024年1月に発生した能登半島地震の被害解析をグループで実施し、結果を相互に発表、議論しました。
地震発生直後からJAXAや国内防災機関から衛星画像など被害把握のためのデータが無償で公開され、学生らもアクセスできました。これらと地形や人口分布のデータを組み合わせ、これまで地理学科で学修した知見に基づき、現実の災害に対して真剣な分析演習が展開されました。