教員による単著論文が海外のオンラインジャーナル「Research in Globalizarion」vol.7へ採録が決定し,プレプリント版が公開掲載されました。
  • 論文題目:“Localness” in donburi rice bowls in a remote rural areas: The case of Noto Peninsula, Japan
  • (和訳題目:遠隔地農村における丼の上の「地域らしさ」:能登半島を事例に)
  • 著者:Kunimitsu Yoshida
  • doi https://doi.org/10.1016/j.resglo.2023.100147
本論文は,奥能登地域で新たにご当地グルメとして創出された「能登丼」を事例に,地元の料理人によって,ローカルな食材がいかに選択され,どのように丼の上で「能登らしさ」というローカル性が表されてきたのかを明らかにしたものです。
「ご当地グルメも地理学の研究対象にできる」と示したくて取り組んだものです。現地調査は,各店舗の能登丼を食べながら,店主へインタビューを繰り返していくもので,端からみたらただの「食べ歩き」でした。