2018年8月19日から28日にかけて、「海外調査法およびフィールドワーク1(以下、海外FW)」として、「中国東北部の生活と文化」をテーマに調査を行いました。引率は、山下清海教授と横山貴史助教です。参加者は2年生2名、3年生5名、4年生1名の合計8名でした。

 

 フィールドワーク中は、ハルビン市の中央大街やロシア式公園、侵華日軍七三一部隊罪証陳列館なロシアや日本とのつながりがよくわかる場所や景観を観察したり、現地の食文化に触れたりと精力的なフィールドワークを行いました。また、ハルビンから東へ約180km先の方正県を訪問し、東北部随一の稲作地帯の様子や終戦時に残された日本人の墓地である中日友好園林を見学し、日本とのつながりについて理解を深めました。さらに北京では、故宮博物院や万里の長城などを見学しました。現在、学生個人およびグループ調査の報告書を鋭意まとめているところです。

 

●フィールドワークの行程

1日目:移動日

2日目:ハルビン市内見学(テレビ塔、中央大街など)

3日目:ハルビン市内見学②(侵華日軍七三一部隊罪証陳列館、安重根義士記念館、黒竜江省博物館)

4日目;黒竜江省方正県訪問(中日友好園林、方正鎮の水田見学)

5日目:ハルビン自由行動

6日目:北京へ移動

7日目:北京市内見学(故宮博物院、天安門広場など)

8日目:北京自由行動

9日目:万里の長城、頤和園の見学

10日目:移動・帰国

 

 写真は、故宮博物院での集合写真です。

 在学生の皆さん、次の海外FWにもぜひ積極的にご参加ください。

 

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