今月の地理写真

桜島火山の噴火

桜島火山の噴火

 桜島は鹿児島湾にある活動的な火山で、3万年前の、鹿児島湾北部自体を巨大な火口とするカルデラ噴火の後に、形成された。歴史時代にもたびたび大きな噴火を繰り返し、1914年(大正3年)には溶岩流によって島の東部が対岸の大隅半島と陸続きになった。1955年以降は南岳と呼ばれる山頂火口から爆発的噴火を繰り返していたが、2008年頃から山腹の昭和火口で爆発的噴火が頻発するようになった。2015年6月頃から11月現在、噴火の回数が少なくなっている。

 写真は、桜島南部の有村から撮影した噴火直後の様子である。ブルカノ式と呼ばれる単発の爆発的噴火で、噴煙は数百~数千メートルまで上がる。火山灰はマグマの破片であるガラス粒子を多く含む。風下になりやすい南東方向の垂水(たるみず)市周辺は、日常的に降灰の影響を受けているが、特産のかんぱちの養殖や農林業、観光業等により振興を図っている。

(2014/12 大石撮影)

撮影場所

壁紙ダウンロード