地理学について

横糸の学問-地理-

地理学科主任 島津 弘

地理と聞くと何を思い出しますか?地名や産業、貿易額などを覚えさせられたことでしょうか。本当の地理は私たちが暮らしている地球、世界の本質を知るのが目的です。地理以外の学問は特定の「もの」や「事象」について知ること(思考の縦糸)が目的ですが、地理学は地球上に存在するさまざまな「もの」や「事象」が場所(地理的空間)とどのような関係があるかを知ること(思考の横糸)が目的です。したがって、他の分野に比べて知らなければならない「事象」の種類が多く、またアプローチの方法も違います。

立正の地理とフィールドワーク-個性豊かな教員-

立正大学地理学科には15名の教員がいます。地理が学べる学科としてはかなり大きな規模です。それぞれ個性豊かな教員の指導により、多様な地域や事象について学ぶことができます。地理学では教室で学ぶことだけではなく、実際に現地へ出かけて調査をすることも重要です。それぞれの教員がその専門分野を生かしたさまざまなテーマによるフィールドワーク(現地調査)を通して調査の基本を学ぶことができます。実習地は、年度や指導教員、学年によって異なりますが、地元の埼玉をはじめ、北は北海道から南は石垣島まで多岐にわたります。また、海外におけるフィールドワークも体験することができます。

地理学の重要アイテム-地図-

地理を学び研究する基礎的アイテムは地図です。日本と世界のさまざまな地域、さまざまな時代の地図が豊富にそろっていて、今すぐにでも地図を使った時空間旅行に出かけられます。もちろん、コンピュータを使ったデジタルマップも強力な味方です。私たちといっしょに、世界と時間をまたにかけた調査旅行に出かけてみませんか?